UbuntuでMySQL8.0のセットアップ

Web

WordPressで使用するMySQLのセットアップを行います。
MySQLのインストールと初期設定、DBとユーザー作成のみの作業となりますが、セキュリティに関わる部分も存在します。
前回、前々回と比べ短い内容となりますが、しっかり設定を行いましょう。

MySQLをインストールして初期設定を行う

次のコマンドでMySQLをインストールします。

sudo apt update -y
sudo apt install -y mysql-server

MySQLのインストールが完了したら、次のコマンドでセキュリティ設定を行います。

sudo mysql_secure_installation

英文による対話形式で設定を進めていきますが、内容をざっくりまとめると

  • rootユーザーに関わる設定
  • 匿名ユーザーの削除
  • テストDB/権限の削除

について聞かれるので、Yes/Noの選択は全て「Y」を入力すればOKです。

WordPress用DBとユーザーを作成する

次のコマンドでMySQLサーバーにrootでログインします。

sudo mysql

MySQLのコンソールに切り替わったら、まずWordPress用のDBを作成します。

MySQLサーバーCREATE DATABASE databasename;

次にWordPress用のDBユーザーを作成します。

MySQLサーバーCREATE USER 'username'@'localhost' IDENTIFIED BY 'userpassword';

もしパスワードを変更する必要がある場合、次のコマンドを実行すればOKです。

MySQLサーバーSET PASSWORD FOR 'username'@'localhost' = 'userpassword'

最後にユーザー権限設定を行います。
次のコマンドで指定したDBのみ操作可能なユーザーとなります。

MySQLサーバーGRANT ALL ON databasename.* TO 'username'@'localhost';

作成したユーザーの動作確認

次のコマンドで作成したユーザーでMySQLにログインします。

mysql -u username -p

パスワードを入力し、ログインに成功したら次のコマンドで閲覧可能なDBを確認します。

MySQLサーバーshow databases;

WordPress用に作成したDBと「information_schema」「performance_schema」の3つのみ表示されていればOKです。


タイトルとURLをコピーしました